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▼トップニュース 2008年03月20日 |
| 地域のために/公明地方議員の活動報告/リンパ浮腫サポーターに保険適用 福岡市議会議員/渡辺裕江氏 |
![]() ▲渡辺裕江市議会議員 |
国会議員と連携し実現 |
| リンパ浮腫とは、乳がんや子宮がん、前立腺がんなどで転移を防ぐためにリンパ節を切除したことで発症します。体内の老廃物を運ぶリンパ液の流れが滞り、それが皮下組織にたまって、腕や足がはれる症状をいいます。重症化すると、特に足は2倍から3倍にも腫れ上がる人もいます。そのため靴や服が入らなくなったり、外出はもちろん家事もできなくなるほどで、一生付き合わなければならない病気です。患者は全国で10万人以上と推定されています。 しかし、今もって特別な治療薬が無く、老廃物を押し流すリンパマッサージやサポーターによる圧迫療法で治療するしかありません。しかし、いずれも保険対象外で、マッサージは1回約5000円。特にサポーターは1枚で1万〜3万円と高額な上、年間2、3回買い替える消耗品でもあり、全額自己負担となっている患者の皆さんの大きな負担となっておりました。 2005年5月30日、福岡市役所の公明党の控え室に、現在、九州中央病院副院長である北村薫医師と2人の婦人が私を訪ねて来られました。北村医師は、リンパ浮腫の患者と専門家でつくる「リンパ浮腫に対する弾性着衣の保険適用を実現する『鬨の会』」の代表世話人をされています。来訪の用件は、「保険適用はハードルが高すぎるので、まず福岡市で助成ができないか」という相談でした。 私は、北村医師から、苦労されている患者の皆さまのお話を伺い、「なんとか福岡からでも実現できないだろうか」と思い、公明党の木庭健太郎参院議員に連絡を取りました。木庭議員も、すぐに北村医師と会ってくれ、厚労省への要望書提出まで話が進み、この時から活発な運動が展開されるようになりました。 私たちも、一人でも多くの人にこのことを知ってもらおうと、患者の会や病院関係者と共にオレンジ色のユニホームを着て福岡市の繁華街である天神で街頭署名に立ちました。 そして、2005年11月、厚生労働省で赤松正雄副大臣(当時)に、12万人の署名とともに要望書を提出。以来、患者の方と共に厚生労働省に、すがる思いで通いました。そして昨年11月には、北村医師、患者の皆さまとともに舛添要一厚労相への申し入れが実現したのです。 会談の最後には舛添大臣は「4月をめどに頑張ってみます」と約束してくださいました。その言葉を聞いた時、突然の展開に驚きと喜びで、これまでの苦労も吹っ飛んでしまいました。その約束通り、今年2月、中央社会保険医療協議会が答申した診療報酬改定案に、医療用サポーターへの保険適用が盛り込まれたのです。 ネットワーク政党ならではの成果 最初からこの問題に取り組んでくれた木庭議員、2回も国会で問題を取り上げてくれた浜四津敏子代表代行をはじめ、多くの国会議員が、この問題解決のために動いてくださいました。地方からあがった一つの声に、これほど多くの国会議員がかかわり、実現していく政党は公明党以外にありません。まさにネットワーク政党ならではの連携に、鬨の会の方々も感動しておりました。 ここまでくる途中には、会の中からも「公明党だけにまかせて大丈夫か」といった声も聞かれたようですが、この時、自らもリンパ浮腫を抱えながら会の中心的な存在として活動されていたある婦人が「真剣に私たちのことを考えてくれているのは公明党しかいない。公明党を全面的に信頼しよう」と呼び掛けてくださったと伺いました。 こうした方々の期待にお応えするためにも、今回の運動を原点に、一人の声を大切にする議員として、さらに成長していきたいと決意しております。 |